高倉神社
【マップ位置 E8】
牛牧、本郷を氏子区域とする神社で、創建は1610年、祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」とされています。明治時代中ごろまでは「牛頭天王(ごずてんのう)」と呼ばれ、今でもこのあたりの地名を「天王」と呼びます。
伊深で最初に村社となったため一時期は伊深全域を氏子区域とする有力な神社でした。
かつては春の祭りに馬に乗って競う『競べ馬(くらべうま)』という行事も行われていました。
神社名の石柱にあった「村社」の文字が埋められているのは、戦後、GHQの神道指令により神社の国家管理が廃止されたため、自発的に行われた措置と考えられ、こんなところにも歴史の証しが残っています。